自分が信頼して使う「勝負カラー」

ルアーを選ぶ時、「このカラーがあれば安心」という色が誰にでもあると思います。

もちろん、その日の天候や水色、ベイトによってベストなカラーは変わります。でも、長年いろいろなフィールドを回り、試合で結果を出してきた中で、最終的に手が伸びるカラーは意外と決まってきます。

今回は、僕が特に信頼しているカラーを紹介します。

まず一つ目はヒヤケムシ

霞ヶ浦水系や河北潟のように、水に少し色が入るフィールドでは抜群の実績があります。ベースカラーは派手すぎず、ラメの存在感が絶妙。光量があっても曇天でも馴染みながらアピールできるので、「迷ったらこれ」という存在です。プレッシャーが高いエリアでも、余計な違和感を与えにくいカラーだと思っています。

次にモヒカン/アブラゼミ

夏の虫パターンでは外せません。ガマやアシ際、オーバーハングの奥へ送り込んだ時のシルエットが本当に自然。ブラックを基調としたコアカラーが水中でしっかり存在感を出しながらも、モヒカン部分のアクセントが生命感を演出してくれます。ビッグフィッシュ狙いでは必ずボックスに入れているカラーです。

そして定番中の定番、グリーンパンプキンペッパー

全国どこのフィールドへ行っても通用する万能カラー。クリアウォーターでもマッディウォーターでも対応力が高く、ベイトにも虫にも見せられるナチュラルさがあります。試合中でも「まずは状況確認」という時に投入することが多いカラーですね。

そこから少しアピールを強くしたい時はグリーンパンプキンブルーフレーク

ブルーフレークが入ることで光を拾いやすく、ローライトや濁り、水深がある場面でも存在感がアップします。ただ目立つだけではなく、グリーンパンプキンのナチュラルさはそのままなので、食わせ能力も高いお気に入りです。

最後はコクワガタ

黒をベースにしたカラーですが、ただ真っ黒ではありません。細かなラメが入ることでシルエットが強く出ながらも、光を受けた瞬間に生命感が生まれます。朝夕のローライトやシェード、濁りが強い状況では特に信頼しています。一発のサイズを狙う時に投入することが多く、「ここぞ」という場面で何度も助けられてきたカラーです。

カラー選びに正解はありません。

でも、自分の中で「この色なら釣れる」と信じられるカラーを持つことは、とても大切だと思います。その自信がキャストの精度や集中力につながり、結果として魚を連れてきてくれることも少なくありません。

ルアーは性能だけではなく、カラーによって見え方も反応も大きく変わります。だからこそ、その日の状況を読みながらローテーションし、自分なりの「勝負カラー」を見つけてください。

今回紹介した5色は、どれも私が実戦で信頼し、トーナメントでも自信を持って使っているカラーです。皆さんもぜひフィールドで投げ比べて、自分だけの「これだ!」という一色を見つけてもらえたら嬉しいですね。