
ワカサギは淡水域を中心に群れで生活する小型魚で、バスフィッシングにおいては「ベイトの代表格」。習性を理解しておくと、ワカサギ喰いのバスの動きが読めるようになります。まず大きな特徴として、ワカサギは とにかく群れで行動する“集団魚”。単体でいることは稀で、常に密集した群れを作りながら湖内を回遊します。群れの密度が高いほど、天敵から身を守る効果が上がり、結果としてバスに狙われるスポットが絞られます。
ワカサギは春から初夏にかけて産卵のため浅場に差してきますが、普段は 中層〜ボトム寄りを回遊。水温に対する反応が敏感で、急な冷え込みがあると一気に深場に落ちます。逆に安定した晴れが続くと、ワカサギの群れは広く散り、フィーディングのタイミングも読みにくくなるのが特徴です。
また、ワカサギは 「光」に強く反応する魚。夜間に常夜灯の下に群れが集まりやすいのもこのためで、日中でも太陽光が差し込みやすいクリアな湖では、光を避けて深場に沈むことがあります。水質が濁ると逆に浅場まで浮きやすく、バスがシャローに刺す条件にもつながります。
行動パターンとして面白いのが、ワカサギは 水中で“平行移動”するように一定層をキープして泳ぐという点。エサを食べる時も上下動は少なく、横方向の移動が中心。この習性があるからこそ、バスがワカサギを襲う時は 横方向の逃げを意識した捕食行動を見せるため、ミノー・シャッド・I字系の横引きが効きやすいわけです。
さらに、ワカサギは外敵に追われると “散って、すぐ固まる” という行動を取ります。これが魚探に映る“ワカサギの雲”が薄くなったり濃くなったりする原因。群れが一気に崩れた瞬間は、まさにバスがアタックしたタイミング。ガイド中でもこの瞬間はすぐにアプローチを変え、ルアーを群れの端に通すことでバイトが出やすくなります。
また、水温10℃以下になると動きが鈍り、ボトム付近でふわっと固まる「冬型の群れ」になります。この状態では、ワカサギの密集した位置に合わせてゆっくりと回遊すバスもいますが 、居心地いい場所を優先する感じが強くなるので ワカサギはあまり気にしない、そのフィールドの地形による水の動きだと思いますがね最優先は!話しが逸れている。。。
効くルアーもダウンショットやメタル系、そしてシャッドのスローなただ巻きが強くなる季節です。
ワカサギの寿命は1年〜2年程度と短く、一生のほとんどを餌を求めて移動して過ごします。だからこそ、湖のどこにでも居るように見えて、良い条件が揃った場所には“濃い群れ”が形成される。
崩落の壁、立木、岬の張り出し、深いワンド口など、回遊ルートがはっきりしている地形は、ワカサギもバスも通る一等地になります。
最後に、ワカサギは音や振動にも敏感。ハミンやローランスのライブ映像を見ても、エレキの振動だけで群れが散ることもあります。逆に、弱い水流や細かい波動には寄って行く性質があるため、シャッドやI字ルアーの“弱いアクション”が自然とマッチします。

















