今年最後

今年も一年、本当にありがとうございました。

まずは、日頃から応援してくださっている皆さま、ガイドをご利用いただいたゲスト様、フィールドで声をかけてくださる方々、SNSを通して関わってくださったすべての方に、心から感謝いたします。

正直に言うと、今年は「思うようにいかなかった一年」でした。

結果、数字、評価、自分自身の立ち位置。

どれを取っても、悔しさのほうが大きく残っています。

やってきたことが間違っていなかったとは思っていますし、手を抜いたつもりもありません。

それでも、届かなかった。

あと一歩、あと一匹、あと一判断。

その積み重ねが、結果として表れてしまった一年でした。

悔しいです。

本当に悔しい。

でも、不思議と「折れた」という感覚はありません。

むしろ、この悔しさは自分の中で、確実に“バネ”になっています。

釣りに対する向き合い方、魚への扱い、フィールドへの敬意。

ここだけは、今年もブレなかったと胸を張って言えます。

一匹を大切にすること。

結果だけでなく、その過程や姿勢を大事にすること。

それは、来年も変わりません。

今年得たものは、派手な結果ではなく、

「まだ自分は伸びる余地がある」という確信でした。

悔しさを知っているからこそ、次に進める。

負けた経験があるからこそ、勝ち方を考え続けられる。

そう信じています。

来年は、この一年で溜め込んだすべてを解放する年にします。

言葉だけで終わらせるつもりはありません。

結果で、行動で、フィールドで示します。

飛躍の一年にする覚悟です。

今年一年、本当にありがとうございました。

来年も変わらず、よろしくお願いいたします。

皆さま、どうか良いお年をお迎えください。

青タン

一瞬、ズキッと。

痛かったのは、たぶん5秒くらい。

今はもう、ほとんど痛くない。

手のひらに残った青タンを見ると、

「あ、やったな」と思い出す程度。

でも不思議と、嫌な感じはしない。

釣りでも日常でも、

本気で動いていれば、

こういう小さな跡はつきもの。

大事なのは、

今も手はちゃんと動くこと。

ロッドも、魚も、しっかり扱える。

青タンは残ったけど、

痛みは一瞬。

今日も問題なし。

また、フィールドへ。

ネコ

いい午後の時間だった。

日差しが差し込む場所で、猫は何も考えず、ただ眠っている。丸くなった背中、ゆっくり上下する呼吸。そのリズムを見ているだけで、こちらの時間まで自然と緩んでくる。

忙しい毎日の中で、つい「次は何をする」「あれを終わらせないと」と頭が先に走ってしまう。でも、この子は違う。今この瞬間がすべてで、眠ければ眠るし、暖かければそこにいる。それだけだ。

無駄な力が一切入っていない姿勢。信頼しきった表情。人も本当は、こういう時間が必要なんだと思う。頑張るために力を抜く時間。何かを得るためじゃなく、ただ過ごす時間。

釣りでも、仕事でも、集中する瞬間は大切だ。でも、ずっと張り詰めていたら長くは続かない。こうして横で眠る存在が、「今日はこれでいいだろ」と教えてくれている気がする。

ゆったりと過ごす。

それはサボることじゃない。次に進むための、大事な準備だ。今日はこの空気のまま、少しだけ流れに身を任せてみようと思う。

コーヒー

朝でも、昼でも、夜でも。

気付けば手に取っているのがコーヒーカップ。

特別な一杯じゃなくていい。

毎日のコーヒーが、ちゃんと美味いこと。

それだけで一日が少し整う。

コーヒーって難しそうに見えるけど、

実はポイントはかなりシンプルだ。

大事なのは

「豆」「挽き目」「お湯」「時間」

この4つだけ。

まず豆。

これはもう鮮度がすべて。

焙煎してから時間が経った豆は、

どんなに上手く淹れても正直わかる。

豆のまま保存して、使う分だけ挽く。

それだけで香りが全然違う。

挽き目は中挽き〜中粗挽き。

家庭で飲むならここが一番安定する。

細かすぎると苦くなりやすいし、

粗すぎると薄くなる。

この“ちょうどいい”を探すのも、

毎日の楽しみだったりする。

お湯の温度は90℃前後。

グラグラ沸いたお湯は使わない。

一度火を止めて、少し待つ。

それだけで雑味が出にくくなる。

コーヒーは意外と繊細だ。

そして一番大事なのが蒸らし。

粉全体がしっとりするくらいお湯を注いで、

20〜30秒、何もしない。

この時間で豆の中のガスが抜けて、

味がきれいに出る。

ここを雑にすると、全部が雑になる。

本抽出は、細く静かに。

中心から「の」の字を書くように。

泡を壊さないように、

ドリッパーの縁には当てない。

急がない。

コーヒーを淹れる時間そのものを楽しむ。

抽出時間はだいたい3分前後。

長すぎると苦味が残るし、

短すぎると薄くなる。

この感覚も、何杯か淹れると自然と掴めてくる。

器も意外と大事。

口当たりのいいRのあるカップは、

香りが広がりやすく、味も丸く感じる。

オシャレよりも、

「毎日使って気持ちいいかどうか」。

結局そこに落ち着く。

コーヒーは、

上手く淹れようとしすぎなくていい。

ただ、雑に扱わないこと。

それだけで、ちゃんと美味くなる。

今日もいつもの一杯。

でも、昨日よりちょっとだけいい味。

そんなコーヒーがあれば、十分

好きな豆を未だ探し続けるのも楽しい。

ルーティン

ほぼ毎日、俺はヨーグルトを食べる。

釣りでもトーナメントでもない、

これは完全なるプライベート。

カシスパウダーは毎回。

オレンジかグレープフルーツも必ず入れる。

その日の気分じゃなく、もう習慣だ。

クルミかナッツを少しだけ足すのも決まり。

正直、もうちょっとお皿はオシャレにしたいと思うこともある。

でも、このRの効いた形だけは変えられない。

スプーンを入れたときの角度、

ヨーグルトが自然に集まる感じ、

混ざっていく色の流れまで、なぜかしっくりくる。

道具もルアーも同じ。

見た目が良いだけのものより、

自分の感覚に合うものの方が、

結局は毎日使い続ける。

派手さはない。

でも、毎日やるということは、

一番強い準備だと思っている。

釣りも、生活も、身体も。

こういう静かな積み重ねが、

いざという一日の集中力を作っている。

今日も変わらず、このヨーグルト。

静かな時間が、好きなんです。

アラバマ

センターにスリークマイキーという静かな選択

雪。

人もいないし、水も静か。

いかにも釣れなさそうな一日。

でも、こういう時ほど

バスは“完全に無反応”にはならない。

今日使ったのはラスターブレード。

センターにはスリークマイキー。

この組み合わせのポイントは、

スリークマイキーがちゃんと泳ぐこと。

ラスターブレードで存在を知らせつつ、

センターのスリークマイキーが

小さく、でも確実にテールを振って生命感を出す。

引きはかなりスロー。

ブレードが回りすぎない速度で、

スリークマイキーは破綻せず、

水の中で素直に泳いでいる。

すると――

派手ではないけど、反応は出る。

食わない。

でも、後ろから付いてくる。

距離を保ったまま、

「それ、気になるな」というチェイス。

雪の日にこの反応が出るなら、

レンジもサイズ感も間違っていない。

強すぎず、弱すぎず、

ちょうど“考えさせる”動き。

結果がすべてじゃない冬だからこそ、

こういう反応は大事にしたい。

雪の中で

「何を投げようか迷った時」、

ラスターブレード+

センター・スリークマイキー。

ちゃんと泳がせて、反応を見たい時に

かなりおすすめです。

無理に食わせにいかない。

でも、魚の気配は消さない。

そんな冬の日に、ちょうどいい組み合わせ。

おすすめよ。

まだまだ甘い。

寒波到来。

ニュースでは今季一番の冷え込みだとか言っている。

風は冷たいし、指先の感覚も正直あやしい。

でも、だから何?という話。

若い頃は、こんな条件でも何も考えずに行っていた。

むしろ「寒い方が釣れるんじゃない?」くらいのノリで、

週6ペースでメバル釣りに通っていた時期もある。

仕事終わりに海へ行き、気付けば夜中。

次の日も普通に出勤。

今思えば、体力も気力も完全に無敵だった。

正直、あの頃は楽勝だった。

寒さも眠さも勢いで誤魔化せた。

釣りは気合と根性。

そんな時代。

でも今は違う。

無茶はしない。

できない、ではなく「しない」。

その代わり、一本一本、

一投一投にちゃんと意味を持たせる。

寒波の中、ロッドを握るとすぐ分かる。

今日は簡単じゃない。

風でラインは取られるし、

水の中がどうなっているかも想像しづらい。

魚の反応はかなり控えめ。

でも、完全にゼロではない。

だからこそ集中する。

ほんの一瞬出るラインの変化。

アタリなのか、流れなのか。

この判断を外すと何も始まらない。

楽しいかと聞かれたら、

派手に楽しいわけじゃない。

むしろ地味。

写真映えもしない。

でも、こういう夜の方が後で効いてくる。

若い頃の勢いの釣りも楽しかった。

でも今は、感覚を確かめる時間が楽しい。

寒さの中で何を感じ取れるか。

それがそのまま、次に繋がる。

寒波到来ですが、何か?

むしろ、ありがとうございます。

簡単じゃない条件でこそ、

自分がどれだけ鈍っていないか分かる。

今日も修行。

派手さは無い。

でも、確実に積み上げている。

釣りは、そういう夜が一番大事だと思っている。

入れ食い

クリスマスイブ。

街はカップル、家族、イルミネーション。

そんな中、俺はというと――はい、安定の海です。

「今日はどうする?」

「ケーキ食べる?」

そんな会話とは無縁。

選択肢はただ一つ。

アジング行く?行くでしょ。

…というか、行かない理由が見当たらない。

正直、現地に着いた瞬間は寒い。

いや、普通にめちゃくちゃ寒い。

「なんで俺ここに立ってるんだっけ?」って一瞬だけ思う。

でも、1投目を投げた時点でその疑問は消える。

コンッ。

はい、出ました。

いきなりアタリ。

しかも素直。

素直すぎる。

「え、今日そんな感じ?」と海に話しかけるレベル。

そこからはもう流れ作業。

投げる。

沈める。

聞く。

当たる。

完全に入れ食い。

アジが「まだ投げる?」って聞いてきそうな勢い。

こっちが追いつかない。

手返しが追いつかない。

写真撮ってる間に次のアタリ来る。

忙しい。けど楽しい。

サイズは良型!…とまでは言わない。

でも、元気。

めちゃくちゃ元気。

ライトに照らされて銀色に光る姿は普通にキレイ。

「はいはい、キレイだね、でも暴れないで」って毎回言いながら掴む。

寒さ?

最初だけ。

釣れ始めたらもうどうでもいい。

指先が冷たいとか言ってる暇がない。

むしろアジ触ってる方が温かい説ある。

気づけば時間はあっという間。

「あれ?さっき来たよな?」って感覚なのに、時計見てびっくり。

釣りって時間泥棒すぎる。

クリスマスイブに、特別なイベントはない。

でも、海は裏切らない。

むしろサービス精神旺盛だった。

ケーキは無いけど入れ食い。

プレゼントは無いけどアタリ連発。

これはこれで、かなり良いクリスマス。

やっぱり釣りは最高だなと、

ちょっと思った夜でした。

アジング

アジングのラインはコレ。バス釣りのための“感覚トレーニング”。

写真の The ONE アジング(0.13号/0.2号) は、

ただアジを釣るためのラインじゃない。

バス釣りの感覚を研ぎ澄ますための最高の練習道具だと思ってる。

極細・低伸度。

潮の重み、ジグヘッドが触れる一粒の砂、

「今、魚が触った?」っていうレベルの違和感まで全部伝わる。

このラインでアジングをやっていると、

・ラインテンションの作り方

・ロッドで“聞く”感覚

・違和感に反応する速さ

が、強制的に鍛えられる。

正直、これに慣れると

バスでフロロやPEを使った時に

世界が一段クリアになる。

釣果のためじゃない。

感覚を磨くためのアジング。

バスを本気で上手くなりたいなら、

一度はこの細さで釣りをしてみてほしい。

間違いなく戻れなくなる。

WINDBLOCK BOA WRIST WARMER GL-A003

ウインドブロックボア リストウォーマー

冬のバスフィッシングで一番難しいのは、寒さに耐えることじゃない。

寒さの中でも、どれだけ丁寧にバスと向き合えるかだと思っている。

俺は昔から、ロッドはできるだけ地肌で触っていたい。

ブランクの張り、ティップの戻り、ラインを通して返ってくる一瞬の違和感。

それを感じ取れなくなった時点で、釣りの精度は確実に落ちるし、何よりバスに対して失礼だと感じる。

だから冬でも、全部を覆う防寒は選ばない。

必要なのは感覚を捨てないこと。

そして集中力を切らさないこと。

WINDBLOCK BOA WRIST WARMER GL-A003は、

この考え方にかなり合っていると感じていて、

正直、かなり使ってみたいと思っている防寒ギアのひとつだ。

冷たい風を遮断するウインドブロック素材を使用し、内側はボア仕様。

手首周りを重点的に温めることで、手全体の冷えを抑えてくれる。

指先はフリーなので、ロッドは素手感覚で握れる。

キャスト、操作、フッキング、すべての動作が鈍らない。

特に惹かれたのが、手首の内側部分に配置されたカイロポケット。

手首の内側は血管が集まる場所で、ここを温めることで指先まで血が回りやすくなる。

指を覆わなくても、感覚を奪わなくても、しっかり効く防寒。

理にかなった構造だと思う。

冬の一本は簡単じゃない。

こちらの精度に、バスが応えてくれた結果だと思っている。

だからこそ、防寒のせいで雑な操作をしたくないし、違和感を逃したくもない。

魚に余計なダメージを与えるような釣りはしたくない。

このリストウォーマーは、守るところは守る。

でも、感じるところは絶対に捨てない。

そのスタンスが、俺のバスフィッシングと一致している。

冬でも感覚を最優先したい人。

ロッドは素手感覚で握りたい人。

手首の冷えに本気で悩んでいる人。

一本のバスと、最後まで丁寧に向き合いたい人。

WINDBLOCK BOA WRIST WARMER GL-A003は、

この冬、実際にフィールドで使ってみたいと思わせてくれる防寒ギアだ。