
久しぶりにステンレスの溶接研磨をやってみた。
正直、最初は感覚が戻るか少し不安もあったけど、手を動かし始めたらすぐ分かった。
まだできる。
体はちゃんと覚えていた。
今回は荒目の#400から。
この番手は正直、簡単だ。
面出しも楽だし、多少ラフでも形にはなる。
久しぶりの作業にはちょうどいいリハビリみたいな番手でもある。
ただ、そこで満足する気はない。
#400は入口でしかない。
800番以上になると一気に誤魔化しが効かなくなる。
当て方、角度、力の抜き方。
少しでも雑になると、すぐにムラとして表に出る。
溶接ビードの高さや熱の入り方を見ながら、無理に削らず整えていく。
研磨は力仕事じゃない。
丁寧さと我慢の積み重ねだと思っている。
この感覚は、久しぶりでもブレていなかった。
仕上がりはまだ完璧じゃない。
細かい傷も残っているし、もっと追い込める。
でも「どこを直せばいいか」がはっきり見える。
それが分かっているうちは、まだ伸びる。
久しぶりでも、まだできた。
ちょっとした試作的な。
