MLF

正直に言って、MLFジャパンに出場するかどうか、かなり迷っている。

日本のトップカテゴリーの一つであり、注目度も高い。出れば自分の釣りを多くの人に見てもらえるし、プロとしての立ち位置もはっきりする。一方で、年間を通したスケジュール、費用、練習量、結果へのプレッシャーは相当なものだ。中途半端な覚悟で出る舞台ではないのも分かっている。

今の自分の釣り、経験、生活とのバランスを考えると、簡単に決断できないのが正直なところだ。ただ、迷っているということは、それだけ本気で向き合っている証拠でもある。出るにしても出ないにしても、後悔のない選択をしたい。答えはもう少し時間をかけて出そうと思う。

2026年

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は、ガイドにお越しいただいたゲストの皆様、日頃から応援してくださる方々、そして関わってくださるすべての皆様に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

振り返ると昨年は、思うようにいかないことや、悔しさを感じる場面も少なくありませんでした。結果が伴わず、自分の力不足を痛感することもありました。ただ、その一つひとつが無駄だったとは思っていません。うまくいかない時間があったからこそ、立ち止まり、考え、向き合うことができた一年だったと感じています。

釣りは自然が相手であり、簡単に答えが出るものではありません。だからこそ、自分自身の姿勢や向き合い方がそのまま結果に表れる世界だと思っています。楽な方に流れず、言い訳をせず、一日一日、一投一投を丁寧に積み重ねる。その当たり前を、今年はより一層大切にしていきます。

本年は、流れや運に期待するのではなく、自分の判断と行動に覚悟を持って進む一年にします。ガイドにおいても、ただ釣らせるだけではなく、「来て良かった」「またお願いしたい」と心から思っていただける時間を提供できるよう、安全第一で、誠実に向き合っていきたいと考えています。

派手さはなくても、ブレない。

結果で語れる自分でいること。

そのための努力を惜しまない一年にします。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆様にとって、実り多く、笑顔の多い一年になりますように。

今年最後

今年も一年、本当にありがとうございました。

まずは、日頃から応援してくださっている皆さま、ガイドをご利用いただいたゲスト様、フィールドで声をかけてくださる方々、SNSを通して関わってくださったすべての方に、心から感謝いたします。

正直に言うと、今年は「思うようにいかなかった一年」でした。

結果、数字、評価、自分自身の立ち位置。

どれを取っても、悔しさのほうが大きく残っています。

やってきたことが間違っていなかったとは思っていますし、手を抜いたつもりもありません。

それでも、届かなかった。

あと一歩、あと一匹、あと一判断。

その積み重ねが、結果として表れてしまった一年でした。

悔しいです。

本当に悔しい。

でも、不思議と「折れた」という感覚はありません。

むしろ、この悔しさは自分の中で、確実に“バネ”になっています。

釣りに対する向き合い方、魚への扱い、フィールドへの敬意。

ここだけは、今年もブレなかったと胸を張って言えます。

一匹を大切にすること。

結果だけでなく、その過程や姿勢を大事にすること。

それは、来年も変わりません。

今年得たものは、派手な結果ではなく、

「まだ自分は伸びる余地がある」という確信でした。

悔しさを知っているからこそ、次に進める。

負けた経験があるからこそ、勝ち方を考え続けられる。

そう信じています。

来年は、この一年で溜め込んだすべてを解放する年にします。

言葉だけで終わらせるつもりはありません。

結果で、行動で、フィールドで示します。

飛躍の一年にする覚悟です。

今年一年、本当にありがとうございました。

来年も変わらず、よろしくお願いいたします。

皆さま、どうか良いお年をお迎えください。

フィッシュリヴ

正直、ここまで時間がかかるとは思ってなかった。

でも今ははっきり言える。

とうとうできた。

桧原湖。

特に真夏や大会後半に出る、いわゆる“死水エリア”。

水は淀み、酸素は薄く、魚にとっては一番過酷な状況。

正直、普通にケアしても弱る魚は弱る。

その中で、

俺のライブウェルの魚だけが、最後まで生きていた。

これが全ての始まりだった。

「なぜ生きているのか」

「なぜ他と違うのか」

感覚じゃなく、理由が欲しくて、そこから本気の検証が始まった。

成分、量、溶け方、水温変化、魚の状態。

一回で答えが出るわけがない。

何度も失敗して、何度もやり直した。

周りの人にも協力してもらい、現場で試し続けた。

目的は一つ。

魚を絶対に死なせたくない。

トーナメントだから。

検量があるから。

じゃない。

バスが好きだから。

釣りを続けたいから。

このフィールドを、未来に残したいから。

FishRevは、派手なことはしない。

でも確実に「魚が耐える時間」を伸ばす。

弱った魚が、もう一度息を整える時間を作る。

これは机上の理論じゃない。

現場で、生き残った魚が証明している。

本気で使いたくて、ずっと開発してきた。

自分が信じられないものは、絶対に売りたくなかった。

FishRevは、

俺が自分の魚に使い続けたいと思えた唯一の活性剤。

魚を大事にしたい人にだけ、使ってほしい。

その想いごと、ここに詰めた。

——ようやく、スタートラインに立てた。

修行

雨が降ると、フィールドは一気に表情を変える。

流入、風、雨粒。その全てが重なって、水が動き出す。自分はこの「水が動く瞬間」を見るために、あえて雨の日に釣りに出ることが多い。

水が動けば、魚も動く。

それは感覚論じゃなく、魚探を見ていればはっきり分かる。ベイトが浮き、沈み、散る。今まで無反応だった地形に一瞬だけ生命感が入る。そんな変化は、晴れた穏やかな日よりも、雨の日の方が何倍も強く出る。

だからこそ、ハイテクの練習になる。

画面に映る情報と、実際に起きている水の動き、そして自分の立ち位置。その三つを一致させられるかどうか。雨の日は誤魔化しが効かない。ズレていれば何も起きないし、合えば一瞬で答えが出る。

楽な釣りじゃない。むしろ修行だ。

体は濡れ、集中力も削られる。それでもボートを出すのは、試合やガイドで「今日しかない一瞬」を逃さないため。水が動くからこそ、魚の本音が見える。その瞬間を理解できるかどうかで、釣りの精度は大きく変わる。

雨の日に積み重ねた経験は、必ず武器になる。

水が動いた時、迷わず判断できる自分でいるために、今日も修行は続く。

ヤバ

細い所、本当に助かる。

こういう部分を見てくれているかどうかで、準備の質も、試合への向き合い方も大きく変わる。

写真のこれは、正直に言って熟成し過ぎて恐ろしいレベル。

長い時間をかけて、ボックスの中で積み重なってきたもの。

見た目だけなら「もう終わってる」と言われても仕方ない状態だと思う。

でも、ここまでになるまで使われ続けた背景がある。

投げて、外して、入れ替えて、また投げて。

その繰り返しの中で、自然と残った痕跡みたいなもの。

ただ、試合の世界では感情だけでは通用しない。

どれだけ思い入れがあっても、

今の状況に合っているか、信頼できるかを冷静に見極める必要がある。

使い込み過ぎたものは武器にもなるし、足を引っ張る存在にもなる。

だからこそ、細かい所を整え、助けてもらえる環境がありがたい。

命懸けで戦っている以上、

応援してくれる人や支えてくれる存在に対して、

「まあいいか」は絶対に許されない。

恐ろしさを感じるほど使い込まれたこの状態を見て、

改めて気が引き締まった。

まだやれる。

まだ詰められる。

そう思わせてくれる準備こそが、次につながる。

来年も、最高峰の舞台で戦う理由

来年も、最高峰カテゴリーで戦う。

それは簡単な決断じゃないし、惰性で続けられる世界でもない。

バスフィッシングトーナメントは、外から見れば「好きな釣りを仕事にしている」「楽しそうな世界」に見えるかもしれない。でも実際は、結果がすべての世界で、常に自分の価値を問われ続ける場所だ。成績が出なければ評価は下がり、存在意義すら疑われる。そんな厳しい舞台に、16年連続で立ち続けてきた。

正直に言えば、命懸け――

そう言っても大げさじゃない。

体調管理、資金面、家族のこと、将来への不安。

レース前夜に眠れない日も何度もあったし、「もう限界かもしれない」と思ったことも一度や二度じゃない。それでもボートに立ち、キャストを続けてきたのは、この世界に人生を懸けているからだ。

自分は天才でもスターでもない。

ただ、人一倍この競技に真剣で、誰よりもフィールドと魚に向き合ってきた自負はある。一匹のバスに対して手を抜かないこと。魚を守り、フィールドを守り、釣りの価値を下げないこと。それがプロとしての最低限の責任だと思っている。

そして、この挑戦は決して一人では成り立たない。

共に戦ってくれるスポンサーの存在があってこそ、今の自分がある。

結果で応えること。

フィールドでの姿勢で応えること。

言葉ではなく、行動で信頼に応えること。

それが、協力してくれているスポンサーに対する自分なりの誠意であり、覚悟だ。軽い気持ちでロゴを背負っているつもりは一切ない。人生を懸けているからこそ、スポンサーに対しても本気で向き合っている。

来年も最高峰の舞台で戦う。

それは挑戦であり、証明であり、自分自身との勝負だ。

まだ終われない。

まだ、見せたい釣りがある。

応援してくれる人、支えてくれる人、そのすべてに結果で応えるために――

市村修平は、来年も命懸けでキャストし続ける。

ジャッカル サーモフォース EX ジャケット & ビブパンツ、そして新作フラットビルキャップが届いた!明日さっそく実戦投入。

今日は嬉しい荷物がジャッカル社から到着。

「サーモフォース EX ジャケット」「サーモフォース EX ビブパンツ」「フラットビルロゴキャップ CA-A002」 の3点。

冬のガイド、トーナメント、そしてプライベート釣行まで全部カバーする“本気の防寒装備”が揃った感じで、段ボールを開けた瞬間にテンションMAX。

まず触った瞬間に思ったのが、“とにかく軽いのに、分厚い防風壁がある感覚”。

最近の専用設計は進化したなぁと本気で思った。トーナメントの朝、真っ暗で風が強い状況でもストレス無く動けるウェアって、それだけで釣果に直結する。寒さで集中切れたら終わりなので、装備は本当に大事。

■ サーモフォース EX ジャケット ― 軽いのに鉄壁の防寒。動きやすさが別格。

ジャケットを手に取ってまず驚いたのが、生地のしなやかさ。

防寒ウェアってどうしてもゴワつきがあるけど、これは肩周りがスムーズでキャストの“初動”が邪魔されない。フードのボリューム感も絶妙で、視界を邪魔しないのに風をしっかりブロックしてくれる。

中綿のボリュームも必要十分で、軽さと暖かさのバランスがめちゃくちゃ良い。

触った時点で「これは朝の0〜3℃の湖でもいける」と確信。

さらに細かいけどありがたいのが、袖口のフィット感。

キャストしたときに袖から風が逆流しないし、雨の日も侵入しにくい。これ、長時間フィールドに立つプロ目線だと体力の消耗が全然違う。

あと、背中にある大型ベンチレーションが優秀で、ボート移動の時はしっかり暖かく、釣り中は蒸れを逃してくれる。冬ウェアの「汗冷え問題」をかなり軽減してくれそう。

■ サーモフォース EX ビブパンツ ― しゃがみ動作が軽い。足さばきが楽すぎる。

次にビブパンツ。

ジャケットと同じく動きやすさが抜群で、しゃがんでライブスコープを覗いたり、エレキ周りで姿勢を変えたりする時にストレスがないのが本当に嬉しい。

ビブの胸部分の高さが絶妙で、風から守りつつ動きを邪魔しない。

冬のボートは足元からの冷えが本当にしんどいけど、このパンツは中綿の入り方が理想的で、冷気の“圧”をしっかり止めてくれる作りになっている。

ポケット類もかなり実戦的。

特にサイドポケットが深めで、グローブや小物を入れても落ちにくい形状なのが嬉しい。

足首の調整も細かくできて、シューズに合わせやすい。

総合的に、暖かい・動きやすい・軽い の三拍子が揃ったビブパンツ。

これは明日の現場での使用感もかなり楽しみ。

■ フラットビル ロゴキャップ CA-A002 ― シンプルで釣り場でも街でも使えるデザイン

キャップは、ジャッカルらしい“シンプルで映える”デザイン。

ロゴの主張が強すぎず、シルエットがきれいで、フラットビルのバランスも良い。

釣り場だけじゃなく移動中や普段使いでも違和感なし。

被った感じは軽くてフィット感も良い。

冬ウェアとの相性も抜群で、全体のコーディネートもまとまる。

シーズン問わず使えるアイテムだけど、黒い防寒着と合わせるとさらに締まって見える。

■ 明日の釣行が楽しみすぎる。実戦でどう性能が出るかワクワクしている。

今日はとりあえず届いたアイテムを全部試着して、動きの確認までしてみたけど、本当に完成度が高い。

実際に現場に立つと気温・風・湿度・動作など、いろんな要素でウェアの良し悪しが分かるので、明日のフィールドテストが待ち遠しい。

特に、

どれくらい暖かさが持続するか 風切り音やフードの使い勝手 蒸れの逃し方のバランス 細かい動作の快適さ

この辺をしっかり見て、また実釣レビューを書きたいと思います。

冬の釣りは道具選びが釣果を左右するシーズン。

その中でジャッカルの新しい防寒ウェアは、プロ目線から見ても戦える装備。

明日、ガイドのお客様やライブ作業含め、しっかり使い込んでまたレビューします。

https://www.jackall.co.jp/appareltt/products/apparel/outer/thermoforce-bib-ex-ex-pa-a004/

河口湖へ

JB TOP50継続のために、本部へ面接に行ってきました。

正直、今年は思うような結果を出せず、たくさんの方にご心配をおかけしました。応援してくれている皆さん、サポートしてくださっているスポンサーの方々、そして現場で声をかけてくれたファンの皆さん、本当にありがとうございます。

釣りの内容を振り返ると、ひとつひとつの試合であと一歩の詰めが甘く、悔しさの残るシーズンでした。ですがその分、課題も明確に見えた一年。試合を重ねるごとに、改めて自分のスタイルと向き合う時間が多かったです。

面接の結果、来季もTOP50の舞台で戦える見通しが立ちました。

まだ正式発表ではありませんが、またあのステージで勝負できることに感謝しています。来年こそ、しっかりと結果で恩返しできるように準備していきます。

支えてくれる皆さんの期待に応えられるよう、冬の間にしっかりトレーニングと実釣を重ね、もう一度上を目指します。これからも応援よろしくお願いします!

時間ができたので釣具屋巡り

写真はシマヤさんです。

新作シンカー

ジャッカルさんから「TGコイロックシンカー」と「TGティアドロップ/ラウンドアイシンカー」が届きました!まだ実戦では使っていませんが、開封して手に取った瞬間に“これは良い”と感じる質感。タングステンの高密度ならではのコンパクトさ、エッジの精度、そして仕上げの丁寧さ。こういうアイテムが届くと、次の釣行のイメージが一気に広がりますね。

まずは「TGコイロックシンカー」。

コイロックシリーズとの組み合わせ前提で設計されているだけあって、コンパクトなのに存在感のある形状。コイロックの得意とする“刺して置いて食わせる”スタイルにピッタリで、狙ったスポットに落として、姿勢を安定させて、じっくり誘う…その動きをサポートしてくれるシンカーだと感じます。タングステンの小ささはカバー攻略において武器になるので、カバー奥の一点勝負にも期待。次の釣りで早く試したい存在です。

そして「TGティアドロップ/ラウンドアイシンカー」。

まずはティアドロップ型から。僕自身、フリーリグでは昔からこのティアドロップ形状を信頼してきました。理由はシンプルで、着底後の情報量が多くて、必要なときスッと滑らせたり、メリハリをつけやすいから。

加えて、アクション時の抵抗が少なく、ワーム本来の動きを邪魔しないのも強み。タングステン素材なら、ボトムの硬さ・ザラザラ感・小さな変化も取りやすく、地形を読みながら魚を探していく釣りにピッタリです。フリーリグでの“探しながら食わせる”展開に欠かせない形状ですね。

一方、ラウンドアイシンカーは自然な転がりとナチュラルなアクションが出せるタイプ。スローな展開や、フラットを丁寧につないでいく釣りで活躍しそう。力まず、無理なく動かせる感覚が出るので、プレッシャーの高いフィールドで魚に違和感を与えずアプローチできるアイテムです。

どちらのシンカーも、単なる“重り”ではなく、アングラーの意図を水中に正確に伝えるための道具。感度と精度が、釣りの組み立てを支えてくれる。新しい武器がタックルボックスに加わるこの瞬間は、本当にワクワクしますね。

次の釣りに持ち込んで、その使い心地や魚の反応をしっかり見てきます。またフィールドでの感想も共有しますのでお楽しみに。これでまた一本、獲りに行く準備が整いました。