
一気に雪が降った。
前日までの景色が嘘みたいに、朝には真っ白。
正直に言うと、
雪質は「最高」ってほどじゃなかった。
軽すぎるわけでもなく、
ドライパウダーとも少し違う。
でも——
だからダメかと言われたら、全然そんなことはない。
むしろ、
その微妙さがあるからこそ、
一本目から集中力が一気に上がった。
板を踏み込むたびに伝わる感触。
エッジが雪を掴む瞬間の安心感。
ターンのたびに舞い上がる雪。
「これ、めちゃくちゃ楽しいな」
気づいたら、
そんなことを考える暇もないくらい夢中になっていた。
完璧じゃない。
でも、だからこそ面白い。
自然相手って、結局そこなんだと思う。
条件が揃った日より、
少しクセがある日の方が、記憶に残る。
結果、
かなり楽しめたパウダースノー。
最高すぎて、
正直ちょっと死ぬかと思った。
こういう日があるから、
また山に来てしまう。
また次を求めてしまう。
今日も最高でした。









