まだまだ甘い。

寒波到来。

ニュースでは今季一番の冷え込みだとか言っている。

風は冷たいし、指先の感覚も正直あやしい。

でも、だから何?という話。

若い頃は、こんな条件でも何も考えずに行っていた。

むしろ「寒い方が釣れるんじゃない?」くらいのノリで、

週6ペースでメバル釣りに通っていた時期もある。

仕事終わりに海へ行き、気付けば夜中。

次の日も普通に出勤。

今思えば、体力も気力も完全に無敵だった。

正直、あの頃は楽勝だった。

寒さも眠さも勢いで誤魔化せた。

釣りは気合と根性。

そんな時代。

でも今は違う。

無茶はしない。

できない、ではなく「しない」。

その代わり、一本一本、

一投一投にちゃんと意味を持たせる。

寒波の中、ロッドを握るとすぐ分かる。

今日は簡単じゃない。

風でラインは取られるし、

水の中がどうなっているかも想像しづらい。

魚の反応はかなり控えめ。

でも、完全にゼロではない。

だからこそ集中する。

ほんの一瞬出るラインの変化。

アタリなのか、流れなのか。

この判断を外すと何も始まらない。

楽しいかと聞かれたら、

派手に楽しいわけじゃない。

むしろ地味。

写真映えもしない。

でも、こういう夜の方が後で効いてくる。

若い頃の勢いの釣りも楽しかった。

でも今は、感覚を確かめる時間が楽しい。

寒さの中で何を感じ取れるか。

それがそのまま、次に繋がる。

寒波到来ですが、何か?

むしろ、ありがとうございます。

簡単じゃない条件でこそ、

自分がどれだけ鈍っていないか分かる。

今日も修行。

派手さは無い。

でも、確実に積み上げている。

釣りは、そういう夜が一番大事だと思っている。